今度結婚式に出席するけど、腕時計は外すべきなのかな？
フォーマルな結婚式の場では、腕時計のマナーも気になりますよね。
結論から言うと、基本的に結婚式では腕時計を外しておくのがマナーです。
腕時計は時間を確認するためのものなので、結婚式の最中に腕時計を確認することで、周囲に「早く帰りたい」というイメージを与えかねません。
そのため、結婚式では腕時計を外しておき、時間を気にせず楽しむのがおすすめです。
ただし、「腕時計をしていないと落ち着かない」場合や、「ファッションの一部として身につけたい」場合などには、腕時計の着用も許容されてきています。
のちほど、結婚式に腕時計をしていく際の注意点や、結婚式の場でも浮かないおすすめの腕時計についてご紹介しますので、参考にしてみてください。
この記事では、
- 結婚式では腕時計を外すべき？
- 結婚式で腕時計を着用する際の注意点
- 結婚式に着けていく腕時計の選び方
- 結婚式に出席する際におすすめの腕時計
についてご紹介していきます。
結婚式での腕時計のマナーを把握して、スマートに出席しましょう！
結婚式では腕時計を外すべき？
冒頭でもお伝えした通り、結婚式に出席する際は、基本的に腕時計を外しておくのがマナーです。
腕時計は時間を確認するためのものなので、結婚式の最中に腕時計を確認することで、周囲に「早く帰りたい」というイメージを与えかねません。
もし、新郎新婦やご両親の前で腕時計をチラチラ確認してしまったら、「時間を気にしている」と思われ、お祝いの席に水を差すことになるでしょう。
そのため、結婚式では腕時計を外しておき、時間を気にせず楽しむのがおすすめです。
しかし最近では、挙式スタイルやゲストのファッションが多様化し、ゲストが腕時計をしていても特にマナー違反だと指摘されることは少なくなってきています。
そのため、「腕時計をしていないと落ち着かない」場合や、「ファッションの一部として身につけたい」場合などには、腕時計の着用もOKと考えましょう。
もちろん、何度も時計を確認するのは避け、目立たないようにスーツの袖で上手く隠すなどの配慮も必要です。
結婚式で腕時計を着用する際の注意点は？【避けるべき腕時計の特徴】
結婚式での腕時計の着用が許容されてきているとはいえ、結婚式の場にふさわしくない腕時計を選ぶのは避けたいところ。
そこでここからは、結婚式で避けるべき腕時計の特徴と、その理由について解説します。
- カジュアルすぎるデザイン
- 派手すぎるデザイン
- ヒビが入っている
- 汚れている
１つずつ解説します。
カジュアルすぎるデザイン
まず、カジュアルすぎるデザインの腕時計は避けるようにしましょう。デジタル時計やスポーツタイプの時計はもちろん、最近普及しているスマートウォッチも、基本的には控えた方が無難です。
どうしてもスマートウォッチを着用する場合は、ラバーベルトではなく革製のベルトに変更したり、女性であればブレスレット調のデザインにしたりするなど、フォーマルな雰囲気に合わせる工夫が必要です。
アップルウォッチなどは文字盤をアナログ表示に設定すると、多少カジュアルさが軽減できます。ただし、通知音が鳴らないようしたり、式の最中にメールを確認しないようにしたりと、使用方法には十分な配慮が必要です。
派手すぎるデザイン
次に、派手すぎるデザインの腕時計も、悪目立ちしてしまうため避けましょう。
カラフルで奇抜なものはもちろん、スワロフスキーやスパンコールで装飾された華やかすぎる時計なども、式の雰囲気を損なう可能性があります。
また、ブランドロゴが目立つものも好ましくありません。シンプルで控えめなデザインを選ぶことをおすすめします。
ヒビが入っている
また、時計の状態も重要です。ガラスにヒビが入った腕時計は、「別れ」を連想させるため、結婚式では特に避ける必要があります。
時間の確認はスマートフォンでも可能なので、傷のある腕時計しかない場合は、着用を控えることをおすすめします。
汚れている
同様に、汚れた時計もふさわしくありません。
結婚式は晴れの場であり、ドレスアップが求められる機会です。手首に着用するものだけに汚れがつきやすい部分ではありますが、事前にしっかりと確認しメンテナンスしておきましょう。
万が一、式中に汚れが付いたらすぐに拭き取り、清潔な状態を保つよう心がけてください。
結婚式に着けていく腕時計の選び方
では、結婚式の場でも浮いてしまうことなく着けられる腕時計はどうやって選べばよいのでしょうか。
選び方のポイントについて、男性の場合と女性の場合に分けて解説します。
男性の場合
男性は、フォーマルでシンプルな腕時計を選ぶことが基本です。サイズは控えめで細身のものを選び、目立ちすぎない落ち着いたデザインが望ましいでしょう。
バンドは、シルバーのメタルか黒革が適しています。ゴールドは派手になりがちなため、避けた方が無難です。
文字盤は白やシルバー、黒が標準とされており、オレンジやイエローなど鮮やかな色は控えましょう。また、文字盤のデザインもシンプルなものを選ぶことをおすすめします。
女性の場合
女性は、繊細で華奢なデザインの時計が好ましく、ジュエリーウォッチやブレスレットウォッチなど、アクセサリー感覚で楽しめるものがおすすめです。
色味は、シルバーやブラック、控えめなゴールドなど上品なものを選びましょう。ドレスと時計の色調を合わせることで、違和感なくコーディネートできます。
男性同様、シルバーのメタルバンドや黒のレザーベルトも選択肢として適しています。
なお、女性の場合は半袖やノースリーブのドレスを着用することが多く、時計が目立ちやすいため注意が必要です。
遠目にはブレスレットと見間違うようなデザインを選んだり、写真撮影時の光の反射を考慮して文字盤を手首の内側に向けたりするなど、細やかな気配りがあるとより良いでしょう。
結婚式に出席する際におすすめの腕時計
上記の選び方を踏まえて、結婚式に出席する際におすすめの腕時計をご紹介します。
SEIKO「腕時計 メンズ クロノグラフ」
シンプルなシルバーのメタルバンドで、結婚式の場にも馴染んでくれるでしょう。
文字盤の色やデザインも上品です。
スタンダードで飽きの来ないデザインなので、普段使いにもおすすめです。
サルバトーレマーラ「腕時計 ムーンフェイズ メンズ 革ベルト」
ファッション性の高さを重視するなら、こちらもおすすめ。
上質な本革レザーベルトと、クラシックなデザインの文字盤がおしゃれな腕時計です。
大人な雰囲気で、フォーマルな結婚式の場にもマッチするでしょう。
シチズン「Q&Q 腕時計 アナログ メタルバンド」
なるべく出費を抑えたい方には、こちらがおすすめです。
リーズナブルな価格ながら、シンプルかつ上品なデザインが特長です。
結婚式に限らず、日常的にも使いやすいでしょう。
SEIKO「腕時計 レディース ソーラー」
シンプルな腕時計をお探しの女性には、こちらがおすすめ。
全体的に落ち着いた色合いで、冠婚葬祭にも違和感なく着けていくことができます。
高級感の中に可愛らしさを感じるデザインも魅力です。
OLEVS「腕時計 レディース アナログクオーツ 革ベルト」
上品な革ベルトのこちらもおすすめ。
シンプルな文字盤が見やすく、年代を問わず使いやすいでしょう。
派手過ぎないクラシックなデザインのため、結婚式の場にもピッタリです。
fragola「パール 腕時計 レディース」
アクセサリーのように身につけたい方には、こちらがおすすめです。
パールとストーンが連なったデザインで、ブレスレット感覚でつけることができます。
華やかな結婚式の雰囲気にもよく馴染んでくれるでしょう。
まとめ
最後に、この記事の内容をまとめると以下の通りです。
- 結婚式では基本的に腕時計を外しておくのがマナー。（理由：腕時計を確認する仕草が、周囲に「早く帰りたい」というイメージを与えるため。）
- しかし最近ではマナー違反だと指摘されることは少なくなっている。
- どうしても身につけたい場合には、チラチラ見ないように気をつけながら着用する。
- カジュアルすぎるデザイン：デジタル時計やスポーツタイプの時計、スマートウォッチなど。
- 派手すぎるデザイン：カラフルで奇抜なもの、装飾が華やかすぎるものなど。
- ヒビが入っている：「別れ」を連想させるため、結婚式では特に避ける。
- 汚れている：事前に汚れがないか確認し、メンテナンスしておく。
- 男性の場合
- フォーマルでシンプルな腕時計を選ぶことが基本。
- バンドは、シルバーのメタルか黒革がおすすめ。
- 文字盤は白やシルバー、黒が標準。オレンジやイエローなど鮮やかな色は控える。
- 女性の場合
- ジュエリーウォッチなど、アクセサリー感覚で楽しめるものがおすすめ。
- 色味は、シルバーやブラック、控えめなゴールドなど上品なものを。
- 男性同様、シルバーのメタルバンドや黒のレザーベルトもOK。
結婚式に出席する際は腕時計を外しておくのが基本的なマナーです。ただしどうしても着用したいときには、この記事を参考にして、目立ちにくいデザインの腕時計を選んでみてくださいね。
