結納をしない場合の両親への伝え方は?4つのポイントを例文付きで解説!

電話する女性

彼と話し合って結納はしないことになったんだけど、両親にどう伝えたらいいかな?

正直、結納についての両親の意見が分からないから、「しない」となると慎重に伝えないとな…。

結納をしない場合、それをお互いの両親に伝える必要がありますが、どうやって伝えれば円満に進むのか悩んでしまいますよね。

近年、結納をしないカップルの割合は約8割と言われており、結納の代わりに「顔合わせ食事会」などを行うケースも増えてきています。

筆者

実は私も結納は行わず、代わりにカジュアルな顔合わせ食事会をしました!

ただし、地域柄や両親の考え方によって、「結納をしてほしい」と思っているご両親もいます。そのため、自分や相手の両親の意向を考えずに「結納はしないから!」なんて雑に言い放ってしまうと、後々トラブルになることも…。

両家の関係性を良好に保つためにも、伝え方には十分に気を配る必要があります。

そこで、結納をしないことを両親に伝える際には、下記のような伝え方を意識しましょう。

結納をしない場合の両親への伝え方
  • 「決定事項」ではなく「相談」のスタンスで伝える
  • 2人でよく話し合ったことを伝える
  • 代替案を示す
  • 結納をしない理由を伝える

また、最終的には相手側の両親にも「結納無し」の意向を伝える必要がありますよね。こちらについても、後ほどパターン別に解説しますので、参考にしてみてください!

筆者

私の体験談もご紹介しますので、参考になれば嬉しいです♪

この記事では、

  • 結納をしない場合の両親への伝え方【例文あり】
  • 相手側の両親への伝え方
  • 結納をしなかった私の体験談

についてご紹介します。

自分や相手の両親を気遣った誠実な伝え方を学んで、ご両親を安心させましょう!

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目次

結納をしない場合の両親への伝え方【例文あり】

相談する女性

さっそくですが、結納しないことを両親に伝える際には、下記の伝え方を意識しましょう。

結納をしない場合の両親への伝え方
  • 「決定事項」ではなく「相談」のスタンスで伝える
  • 2人でよく話し合ったことを伝える
  • 代替案を示す
  • 結納をしない理由を伝える

1つずつ解説します!

「決定事項」ではなく「相談」のスタンスで伝える

まず大事なことは、結納をしないことを「決定事項」として伝えるのではなく、あくまでもご両親への「相談」というスタンスで伝えることです。

伝え方の例文

「結納のことなんだけど、色々準備も大変だししなくていいかなと思ってるんだ。お父さんとお母さんはどう思う?」

結納をするかしないかの判断については、ご両親の意向も大きく関わってきます。なるべく早い段階でご両親に相談し、意見をしっかり聞いたうえで話を進めるようにしましょう。

2人でよく話し合ったことを伝える

また、すでに新郎新婦2人でよく話し合っているなら、その点についても強調すると良いでしょう。

伝え方の例文

「結納のことについて彼(彼女)と話し合ったんだけど、お金もかかるし無理にやらなくていいんじゃないかってことで意見が一致したよ。お父さんとお母さんの意見も聞かせてほしいな。」

あなた一人の意見でなく、お相手の意見も聞いたうえで判断したことなら、ご両親も2人を信用して了承してくれる可能性が高くなります。

代替案を示す

結納の代わりに行いたい代替案がある場合は、一緒に伝えるのがおすすめです。

代替案の例としては、

  • 顔合わせ食事会
  • 婚約記念品の交換

などが挙げられます。

伝え方の例文

「結納のことなんだけど、2人とも堅苦しい雰囲気は苦手だし、やらない方向で考えてるんだ。その代わりに、顔合わせ食事会をしたいんだけど、どう思う?」

このように、具体的な代替案があれば、ご両親もあなたの意見に賛同しやすくなります。「結納はしない」ということだけでなく、その代わりに提案できることがないか考えてみましょう。

結納をしない理由を伝える

さらに、「なぜ結納をしないのか」という理由を示すことも重要です。納得できる理由を伝えられれば、ご両親もあなたの考えを理解しやすくなります。

結納をしない理由の例としては、

  • 結納にかかる費用を他のことに使いたいから
  • 両家が遠方だから
  • 結納金で買われるような気分になり不快だから
  • 堅苦しい儀式が苦手だから

などが挙げられます。

理由①結納にかかる費用を他のことに使いたいから

結納をする場合は、結納金をはじめ、結納品の準備費用・結納返し・当日の食事代など費用がかかります。

特に結納金は「50万円」や「100万円」といったキリの良い金額を贈るのが一般的で、相場は50万円~150万円と新郎側にとって負担の大きい金額となります。

結納をしないとなれば、両家の負担が減り、その分のお金を新婚旅行代にしたり、将来のための貯金に回したりすることができます。

将来を見据えて考えた結果、「結納をしない」という判断になったのであれば、あなたの堅実な考えに両親も納得してくれるでしょう。

伝え方の例文

「結納をどうするか2人で考えたんだけど、お互いの金銭的な負担が大きいから、しなくていいかなと思っているよ。その分のお金を貯金しておく方が将来のためにもなると思うんだ。お父さん、お母さんはどう思う?」

理由②両家が遠方だから

結納を行う場所は、新婦の実家やホテル、料亭などが一般的ですが、両家の居住地が離れていると移動にかかる負担が大きくなります。

そのため、「両家が遠方だから」という理由で結納をしないという判断をするカップルもいます。この場合も、お互いの負担を考えたうえで判断したことを丁寧に伝えることが大事です。

伝え方の例文

「結納のことなんだけど、彼(彼女)の実家が遠方だから、無理にしなくていいかなって2人で話したよ。長距離移動するのも大変だろうし。どう思う?」

理由③結納金で「買われる」ような気分になり不快だから

結納では、新郎側から新婦側に「結納金」が贈られますが、見方によっては「新婦がお金で買われる」ような感覚になることも。

抵抗感があるなら、正直に話してみるのも一つの方法です。

伝え方の例文

「結納ってさ、なんだかお金で買う(買われる)みたいでちょっと嫌だねって2人で話してたんだ。だから、無理にしなくていいかなと思ってるんだけど、お父さんとお母さんはどう思う?」

理由④堅苦しい儀式が苦手だから

そもそも堅苦しい儀式が苦手だと感じている場合も、正直に話してみると良いでしょう。また、今後は「両家の間でなるべくフランクに関係性を築いていきたい」と付け加えるのもいいですね。

伝え方の例文

「実は、2人とも堅苦しい儀式が苦手だから、結納は無しにしたいって思ってるんだよね。今後、あちらのご両親となるべくフランクに付き合っていきたいっていうのもあるし。お父さんとお母さんの意見も聞かせてほしいな。」

このように、「結納をしない理由」を言葉にして伝えることで、ご両親の理解が得やすくなります。「結納はしない」と伝える前に、「なぜ結納をしないのか?」というところから整理してみましょう。

相手側の両親への伝え方は?

電話する女性

結納をしない場合は、自分の両親だけでなく、相手側の両親にも事前に伝える必要があります。相手側の両親への伝え方としては、主に下記の2パターンがあります。

相手側の両親への伝え方
  • 新郎新婦を通して伝える
  • 親同士が直接話す

それぞれ詳しく見ていきましょう。

新郎新婦を通して伝える

まずは、新郎新婦を通して伝えるパターンです。

例えば、新婦側が結納を断る場合、その旨を「新婦→新郎→新郎の両親」の流れで伝えていくのがスムーズでしょう。もちろん、可能であれば新郎新婦の2人が揃っているタイミングで話をするのもアリです。

筆者

私は、夫の実家へお正月の挨拶をしに行った際に、夫と一緒にご両親に伝えました。「結納の準備にお金も時間もかかるので…」と正直に理由を話したところ、ご両親も納得してくれてホッとしました。

親同士が直接話す

また、親同士が直接話すパターンもあります。

例えば、新婦側の両親が新郎の実家に電話して、直接結納を断る場合などです。特に、両家の意見が分かれている時などには、親同士で直接話した方が丸く収まることもあります。

状況に合わせて、どちらの伝え方が良いか考えてみましょう。

結納をしなかった私の体験談

スマホを操作する女性

最後になりましたが、私も結納をしなかったうちの一人なので、どういう流れで話を進めていったのかをご紹介します。

「結納無し」で話を進めた流れ
  1. 新郎(夫)との話し合い
  2. 自分の両親に伝える
  3. 新郎側の両親にも伝える
  4. 両家顔合わせ食事会を行う

1.新郎(夫)との話し合い

まず、夫から「(夫の)両親が結納をどうするか気にしている」と聞き、夫と2人で話し合いをすることになりました。その時点では、正直2人とも「結納ってなんだっけ…?」状態だったので(笑)、調べてみることに。

結納の意味合いやどんなことをするのか、かかる費用などを調べていくうちに、儀式的な要素が強いことや、結納金・結納返しなどで費用面の負担も大きいことを知り、「無理にやらなくてもいいのでは?」という結論になりました。

筆者

ただ、最低限顔合わせは必要だと思い、「結納の代わりに顔合わせ食事会をしてはどうか」とお互いの両親に相談することになりました。

2.自分の両親に伝える

夫と話し合いをした後、まず自分の両親に「結納は無しで、顔合わせ食事会のみにしたい」と伝えました。

筆者

堅苦しい儀式が苦手なことや、お金がかかることを理由に出して話してみたところ、両親も同じ考えだったようで、思っていたよりあっさり受け入れてくれました(笑)。

3.新郎側の両親にも伝える

そのころ、ちょうど夫の実家へお正月のあいさつに行く用事があったので、その時に夫のご両親にも伝えました。

筆者

自分の両親に伝えたときと同じように話してみたところ、夫のご両親も納得してくれてホッとしました。

また、夫のご両親の方から、私の両親の意向も確認されたので「両親も同じ考えです」と伝えました。

4.両家顔合わせ食事会を行う

最終的に、結納の代わりとして両家顔合わせ食事会を行いました。

筆者

会場は夫のご両親が用意してくださるということだったので、お任せしました。食事代も夫のご両親が負担してくださりありがたかったです。

当日は、和やかに会話しながら食事ができ、両家の親睦を深める良い機会になったと思います。

途中、夫のご両親から私の両親に向けて、「結納は本当にしなくて大丈夫ですか?」と確認があり、私の両親が改めて丁重にお断りしました。

筆者

すでに私と夫を通して両家の考えを共有できていたので、特に揉めることもなく安心しました。

以上、結納をしなかった私の体験談でした。改めて思い返すと、「両家の間で意思疎通ができるように、コミュニケ―ションをしっかりとる」のが大事だなと思います。

少しでも参考になれば嬉しいです!

まとめ

この記事の内容をまとめると、以下の通りです。

結納をしない場合の両親への伝え方【例文あり】
  • 「決定事項」ではなく「相談」のスタンスで伝える早い段階で相談し、両親の意見も聞いたうえで話を進める
  • 2人でよく話し合ったことを伝える相手の意見も尊重しているなら、両親からの信用度もアップ
  • 代替案を示す顔合わせ食事会や婚約記念品の交換など
  • 結納をしない理由を伝える費用面や両家の距離が離れているなど
相手側の両親への伝え方は?
  • 新郎新婦を通して伝える
  • 親同士が直接話す
結納をしなかった私の体験談

結論:「両家の間で意思疎通ができるように、コミュニケ―ションをしっかりとる」のが大事!

結納をしない場合は、両親にも納得してもらえるように、伝え方に気を配る必要があります。この記事を参考に、ぜひご両親と話してみてください!

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