結婚式に招待するゲストの中に遠方から来てくれる人もいるんだけど、ホテルの手配はしておくべき?
宿泊費は全額負担?それとも一部負担でいいのかな?
遠方から結婚式に参列するゲストがいる場合、宿泊先の手配が必要なのかどうか迷いますよね。
結論として、遠方ゲストが宿泊するホテルの手配は新郎新婦の方で済ませておくのが一般的なマナーです。予約を取るだけでなく、宿泊費についても全額負担するのが望ましいでしょう。
もし予算的に厳しい場合は、宿泊費と交通費の一部を「お車代」としてゲストに渡す方法もあります。
一部負担の方法や実際にホテル手配を進める手順などについては、後ほど詳しく解説しますのでぜひ参考にしてみてください!
この記事では、
- 遠方ゲストの宿泊ホテルは手配するべき?
- 遠方ゲストのホテル手配の進め方
- 遠方ゲストのホテル手配の注意点
- おすすめのホテル予約サイト
について解説していきます!
結婚式の遠方ゲストの宿泊先をスムーズに手配し、安心して結婚式を迎えましょう♪
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結婚式に招待した遠方ゲストの宿泊ホテルは手配するべき?
冒頭でもお伝えした通り、結婚式のために遠方から来てくれるゲストの宿泊先は、新郎新婦側で手配するのがマナーです。
また、宿泊費についても新郎新婦側で全額負担が基本です。
それでは詳しく解説していきます。
「ホテル手配&宿泊費負担」が基本
日帰りが難しい遠方ゲストに対して、基本的には新郎新婦側がホテル手配を行います。
理由としては以下の2点です。
- 遠方から来てくれるゲストへ感謝の気持ちを示すため
- 土地勘のない場所でのホテル探しは大変なため
遠方から来てくれるゲストへ感謝の気持ちを示すため
遠方からのゲストの多くは、飛行機や新幹線などを利用し、移動に時間とお金をかけて駆けつけてくれます。そんなゲストへの感謝の気持ちを込めて、ホテルの手配は新郎新婦側で行うのが望ましいでしょう。
土地勘のない場所でのホテル探しは大変なため
また、遠方ゲストは結婚式場周辺に土地勘がないことも多いです。そのため、遠方ゲスト自らホテルを予約するとなると、結婚式場からの距離や駅までの交通手段など調べることも多く、大変な思いをさせてしまう可能性があります。
以上2点の理由から、遠方ゲストのホテル手配は新郎新婦側でするのが望ましいでしょう。
さらに、ホテルの宿泊費についても、基本的には新郎新婦側で負担するようにしましょう。
宿泊費は、およそ1人1万円前後が目安です!
「予約はしたけど支払いはお願い!」というのはあまり印象が良くありません。遠方ゲストからは、「自分で支払いするなら、好きなホテルを選びたかった…」と不満に思われる可能性もあります。「予約と支払いはセットで行う」のが基本と捉えておきましょう。
ただし、遠方ゲストが親族の場合は、親族内での慣例に注意が必要です。例えば「お祝い事はお互い様なので宿泊費は自己負担にしよう」などと親族内で決めている場合もあります。そのため、遠方ゲストが親族の場合は、宿泊費の負担をどうすべきかについてまずは親に相談するようにしましょう。
交通費も考慮する
また、当然ですが、遠方ゲストが結婚式場まで移動するには、交通費がかかります。そのため、ホテルの宿泊費と併せて、交通費も負担できると喜ばれるでしょう。
理想としては、「往復の交通費+ホテル宿泊費」を全額負担するのがベストです。しかし、遠方ゲストが多い場合などには多額の出費になってしまいます。
そこで、ホテルを手配する前に、宿泊費だけでなく交通費も考慮したうえで、全額負担は可能かどうか確認しておく必要があります。
予算的に厳しい場合
「遠方ゲストの宿泊費と交通費を全額負担するのは厳しい…」という場合は、以下の方法で一部負担にするのもOKです。
- 宿泊費と交通費のどちらかだけ負担する
- 「宿泊費+交通費」の半額を負担する
- 遠方ゲスト一律の金額を負担する
遠方ゲストの人数や、それぞれにかかる宿泊費・交通費の金額を考慮し、予算内でどこまで負担できるのかを考えてみましょう。
上記のように一部負担する場合は、結婚式当日に「お車代」としてゲストに手渡しするのが一般的です。
また、予算を考えた結果「宿泊費も交通費もどちらも出せない」という場合は、招待状を送る前に遠方ゲストに伝えておく必要があります。遠方ゲストには、宿泊費と交通費が自己負担になることを踏まえたうえで、出席できるかどうかを検討してもらうようにしましょう。
遠方ゲストのホテル手配の進め方
では、実際に遠方ゲストのホテルを手配するには、どんな手順で進めていけばよいのでしょうか?
ここからは、遠方ゲストのホテル手配の進め方を解説していきます!
最初にざっくり手順をまとめると、以下の通りです。
- 宿泊が必要な遠方ゲストのリストアップ
- ホテルでの宿泊有無の確認
- ホテル予約の準備
- ホテル予約・支払い
- 予約の詳細を連絡
1つずつ詳しく見ていきましょう。
①宿泊が必要な遠方ゲストのリストアップ
まずは、宿泊が必要になりそうな遠方ゲストをリストアップしましょう。
一般的には、以下の2点に当てはまるゲストは宿泊が必要な遠方ゲストと考えてよいでしょう。
- 新幹線や飛行機を利用して移動するくらいの距離がある
- 交通費と宿泊費合わせて20,000円以上かかる
また、上記2点に当てはまらない場合でも、ゲストとの関係性やお開きの時間によっては宿泊が必要となることがあります。
例えば、以前あなたを結婚式に招待し、ホテルの手配をしてくれたゲストがいるなら、あなたもお返しとしてホテルの手配をするのが望ましいでしょう。
また、二次会にも参加してくれるゲストがいて、お開きが遅い時間になることが予想される場合は、宿泊先を手配しておくと安心です。
このように、移動距離やかかる金額、ゲストとの関係性などを考え、宿泊が必要になりそうなゲストがどれくらいいるのかを把握しておきましょう。
②ホテルでの宿泊有無の確認
遠方ゲストをリストアップしたら、今度は本人にホテルでの宿泊の有無を確認しましょう。
遠方ゲストであっても、「日帰りする」「友人の家に泊まる」などの理由でホテルの手配を必要としない場合も考えられます。ホテルを手配する前に、必ず本人に確認するようにしましょう。
ちなみに、確認するタイミングとしては、招待状を送る前がベストです。その際、「宿泊費はゲスト負担なのか新郎新婦負担なのか」についてもしっかり伝えるようにしましょう。
③ホテル予約の準備
招待状の返信が届いたら、ホテル予約の準備に入ります。
予約内容の確認
まず、出席の返事をくれた遠方ゲストと連絡を取り、以下の項目について確認しましょう。
- 新郎新婦側で予約してよいか(ゲストが自分で予約したい場合もあるため)
- 当日泊か前泊か
- 朝食付きでよいか(※基本は朝食付きでOK)
- 相部屋でもよいか(友人同士など)
- その他指定はあるか(禁煙の部屋がいいなど)
なるべくゲストの意向に沿う形で予約ができるよう、しっかり確認を取りましょう。
なお、ゲストに連絡する際は、できればメールやLINEなどを使って文章に残る形でやり取りするのがおすすめです。文章に残しておけば後で見返すことができ、ゲストの意向を確実に予約へ反映するのに役立ちます。
部屋割りを決める
次に、ゲスト同士の部屋割りを決めましょう。
例えば、以下のようにゲスト同士の関係性などに合わせて考えていきます。
- 友達や親族同士の場合:ツイン(人数によってはトリプル)
- 夫婦の場合:ツイン・ダブル
- 子ども連れの場合:トリプル・和室など
- 単身の場合:シングル
なお、乳児と一緒に宿泊する場合、ベッドだと落ちてしまう危険性があるため、できれば和室を用意すると良いでしょう。和室が無ければ、ベッド同士をくっつけてもらうようホテル側に依頼することも可能です。
④ホテル予約・支払い
予約の内容や部屋割りが決まったら、いよいよ予約を行います。
予約の方法としては、主に以下の4つがあります。
- 結婚式場を通して提携ホテルを予約してもらう
- ホテルに直接電話して予約する
- ホテル公式サイトから予約する
- ホテル予約サイトを通じて予約する
結婚式場と提携しているホテルがある場合は、結婚式場を通して予約することができます。ただし、自分で予約した方が安い場合もあるため、料金についてあらかじめ確認するようにしましょう。
また、利用するホテルを特に決めていない場合は、ホテル予約サイトで探すのがおすすめです。
ホテル予約サイトなら、ポイントを貯めることもでき、節約にもつながります♪
後ほど、おすすめのホテル予約サイトをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください!
予約するホテルが決まったら、日時やプラン、部屋割りなどを確認しながら予約していきましょう。
ミスのないように、あらかじめリストなどを作成しておくと安心です!
ちなみに、スムーズにチェックインできるよう、予約名はゲストの名前にするのがおすすめ。また、支払いについても予約時に済ませておくようにしましょう。
⑤予約の詳細を連絡
予約が完了したら、ゲストに対して予約の詳細を連絡します。
ホテルの名前や住所など、必要な情報が確実に伝わるようにしましょう。電話で伝えるよりも、メールやLINEなどを使い、文章に残る形で連絡するのがおすすめです。
遠方ゲストのホテル手配の注意点
遠方ゲストのホテルを手配する際には、以下の点にも注意しましょう。
- ホテルのグレード
- 式場からホテルまでの距離
ホテルのグレード
まずは、手配するホテルのグレードについてです。
一口にホテルと言っても様々な種類がありますが、結婚式のゲストに手配するホテルとしては、シティホテルがおすすめです。
シティホテルの特徴としては、
- 客室タイプが豊富(シングル・ツイン・ダブルなど)
- 客室面積が広め
- 窓からの眺めが良い
- サービスが充実している
などがあります。
長距離の移動をして来てくれた遠方ゲストが、ゆったりとくつろげるホテルと言えるでしょう。
宿泊料金は、ホテルや部屋のタイプによって異なりますが1万円~数万円ほどです。予算に合わせて、ピッタリのホテルを選びましょう。
式場からホテルまでの距離
また、結婚式場からホテルまでの距離も重要です。
遠方ゲストがスムーズに移動できるよう、なるべく式場と距離が近いホテルを選ぶようにしましょう。
もし、式場近くにホテルがない場合は、移動用のバスやタクシーも手配できると親切です。
ポイントが貯まる!おすすめのホテル予約サイト3選
ここまでで、遠方ゲストのホテル手配の手順や注意点が分かりましたが、実際にホテルを予約するには、まずはどのホテルを利用するのかを決める必要があります。
現時点で利用するホテルをまだ決めていない場合は、「ホテル予約サイト」で探すのがおすすめです。ホテル予約サイトで予約をすればポイントを貯めることもでき、節約にも繋がります。
そこでここからは、おすすめのホテル予約サイトをご紹介していきます。
- じゃらんnet
- 楽天トラベル
- Yahoo!トラベル
TポイントやPontaポイントなど「日常的に使いやすいポイント」が貯められるサイトに絞ってご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください!
じゃらんnet
「じゃらんnet」は、リクルートが運営する宿泊予約サイトです。知名度が高く、国内最大級の掲載数を誇っています。
じゃらんnetでホテル予約をすると、「Pontaポイント」や「じゃらんポイント」を貯めることができます。Pontaポイントは、ホットペッパーやローソンなどで使うことができ、日常的に使いやすいポイントと言えるでしょう。
また、じゃらんnetでは季節ごとにお得なプランやキャンペーンが用意されているのも特徴です!
利用可能なプランやキャンペーンがあれば、よりお得に宿泊予約をすることができます。
⇒じゃらんnetでホテルを探す楽天トラベル
楽天が運営する「楽天トラベル」もおすすめです。こちらも掲載数は国内トップクラスで、全国各地の宿泊施設を検索することが可能です。
楽天トラベルでは、その名の通り楽天ポイントを貯めることができます。楽天ポイントは、楽天市場での買い物などに使えるため、楽天ユーザーにとっては非常に使い勝手の良いサイトとなっています。
サイト上でエリアを絞り込んでいくと、地図上に周辺のホテルの場所を表示させることができ、結婚式場との位置関係を見るのにも役立ちます!
Yahoo!トラベル
「Yahoo!トラベル」は、「一休.com」や「JTB」などのホテル予約サイトのプランを比較できるサイトです。
こちらは「じゃらんnet」や「楽天トラベル」に比べると掲載数は少なめですが、便利なTポイントが貯まる点が魅力です。
Tポイントは、TSUTAYAやファミリーマート、エネオスなど幅広い店舗で利用できるため、使い道が多く便利なポイントです。
普段からTポイントを使っている方にとっては、Yahoo!トラベルはお得にポイントを貯められるサイトと言えるでしょう♪
まとめ
最後に、この記事の内容をまとめると以下の通りです。
- 結婚式に招待した遠方ゲストの宿泊ホテルは手配するべき?
-
- 「ホテル手配&宿泊費負担」が基本
⇒予約と支払いはセットで行う - 交通費も考慮する
⇒「交通費+宿泊費」を全額負担するのが理想 - 予算的に厳しい場合
⇒宿泊費と交通費のどちらかだけ負担するなど、一部負担でもOK
- 「ホテル手配&宿泊費負担」が基本
- 遠方ゲストのホテル手配の進め方は?
-
- 宿泊が必要な遠方ゲストのリストアップ
- ホテルでの宿泊有無の確認
- ホテル予約の準備(予約内容の確認・部屋割りを決める)
- ホテル予約・支払い
- 予約の詳細を連絡
- 遠方ゲストのホテル手配の注意点は?
-
- ホテルのグレード
⇒ゆったりくつろげるシティホテルがおすすめ - 式場からホテルまでの距離
⇒なるべく式場から近いホテルを選ぶ
- ホテルのグレード
- おすすめのホテル予約サイトは?
-
- じゃらんnet
⇒国内最大級の掲載数。Pontaポイントが貯まる。 - 楽天トラベル
⇒楽天ポイントが貯まる。楽天ユーザーにおすすめ。 - Yahoo!トラベル
⇒ホテル予約サイトの比較ができる。Tポイントが貯まる。
- じゃらんnet
このように、結婚式に招待した遠方ゲストのホテル手配は、新郎新婦側で行うのが基本です。この記事でご紹介した手順や注意点を参考にホテルを手配して、遠方ゲストに快適に宿泊してもらいましょう!
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